2010年05月30日

メディアは鳩山さんを責めている場合なの?

最近の普天間に関する報道を見ながら、なんかしっくりこない気がしていた。

確かに、自らの発言で混迷を深めた末に、自民党時代と同じ苦い決断を 沖縄に迫るのは到底納得いかない。だからといって、鳩山首相を責めているだけでは、沖縄の負担は軽減されない。

このブログ↓を教えてもらい、そんな気持ちを幾分すっきりさせることができました。
http://kariyatetsu.com/nikki/1240.php

特に共感を覚えたのは、
・基地問題で日本人が戦うべき相手はアメリカなのに、日本人は
 アメリカに(いくらかでも)対決しようとした鳩山さんの足を救おうとしている
・日本人は、米軍基地問題に本気で取り組もうとしておらず、 沖縄の苦しみを
 他人事のようにしか感じていない

という部分です。

私も、フィリピンや韓国では米軍が縮小しているのに、 沖縄では嘉手納やハンセンなどの広大な基地を抱えたまま、普天間の撤去に「代替施設」が必要だというのはどうも腑に落ちない、と思っていました。

沖縄だけでなく、本土でも、鳩山さんも、新たな代替施設はいらない、と言い続けてはいかが
でしょうか。それが一番 沖縄の気持ちをくみ取ることなのでは?


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この記事へのコメント
まったくそのとおり。
政権交代してがんばってくれてもやっぱり米軍基地はなくならないという現実をもう一度受け止め、問題を風化させない為に何ができるか。同じ視点でしか報道しないマスコミは問題を摩り替えてしまうう。マスコミに惑わされず事実を見る視点を持つ難しさを感じました。
Posted by ひみこ at 2010年06月02日 17:35
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プロフィール
MiO
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環境と観光、スローライフとエコツーリズムで人と地域を元気にする、「スローツーリズム・コーディネーター」。人、自然、地域との「つながり」を求めて、世界35カ国と日本全国、沖縄の殆どの有人島を旅する「風の人」。コーヒーとオリオンビールと村上春樹が好き、ヘビとおしゃべりな床屋がキライです。
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