SLOW LIFEと、沖縄と

9.29は、教科書検定撤回を求める沖縄県民大会の日。
行く気満々だったが、仕事で急遽行けなくなったので、
せめて9条Tシャツを着て遠くから応援。

5万人規模を目指した大会は、
真夏のような炎天下だったにも拘らず、
11万6千人の人が集まったとのこと。
人口130万人の沖縄では、東京都での100万人規模の集会に相当するらしい。

集団自決に対する日本軍の強制命令がなかったことにしようという国側の意向にたいして、県民がこのように敢然と立ち向かったことは、政治的無関心がいわれる昨今においては凄いことだと思う。さて、国がこれに対してどういう対応をとるのか。。。

ところで、県民大会では、
「事実究明よりも国の糾弾を！」というトーンの革マル派のビラが配られたり、
「集団自決は軍の強制ではなく、誇り高い住民が自分で選んだ結果だ」という側の主張のビラも配られたようだ。

最近、組合運動からもご無沙汰している私から見れば、
「こんなのもそういえばあったんだ」
という感じ。

基地・平和問題、開発と自然保護の問題は
もちろんそうだが、東京にいると見えないものが、
沖縄ではいろいろ見えてくるなあと実感。