SLOW LIFEと、沖縄と

6.23は沖縄の慰霊の日。64年前、沖縄戦が公式には終了したとされる日です。

沖縄では首相が参列して戦没者追悼慰霊式が行われたり、各地の慰霊の碑の前では遺族や同級生が花を手向ける姿が見れたり、学校も休みで沖縄中が戦争と平和について思いを新たにする日です。

沖縄以外では、あまり顧みられることはない（沖縄戦が日本によって引き起こされたことを考えれば、それでいいとは思いませんが）ですが、沖縄にいるとこの日の重要さが身に染みます。

今日、明日の慰霊の日を前に、沖縄慰霊の日特集として、NHKで渡嘉敷島の集団自決のことを扱ったドキュメンタリー番組が放映されていました。

渡嘉敷の集団自決が起きたのは1945年3月28日。渡嘉敷では、この日が慰霊の日なのです。

ちょうど一年前のこの日、偶然渡嘉敷島にいました。子供たちとキャンプしていましたが、仲間がした戦争の話に子供たちも神妙な面持ちで耳を傾けていました。

その日に島に居合わせた自分にとっても、意義深い日になった気がしています。