SLOW LIFEと、沖縄と

しばらく前に上映されたドキュメンタリー映画、「白百合クラブ、東京へ行く」が、なんと川崎の新百合ヶ丘で上映されていたので、見に行った。

終戦直後の石垣島・白保集落で、戦争に疲弊した人々の心を少しでもいやそうと結成された素人芸能楽団。なんと、今日まで60余年、メンバーの多少の入れ替えはあれど、続けられてきた。

彼らが東京での公演を実現した前後の模様を移したドキュメンタリー映画。

歌や踊りが好きなおじいやおばあが、ほんとに楽しそうに演奏している様子や、沖縄らしく故人を偲んで墓前に東京公演の報告をしている姿などが映し出され、ほほえましく感じられた。

仲間と好きなことを続けていく。それだけでなんと素晴らしいことなんだろうと思いました。