2012年01月30日

沖縄の新聞より

沖縄に旅に行った知人から最近の琉球新報をもらったので、久しぶりにページをめくってみた。
当然のことながら、扱うニュースが本土の新聞とは異なる。

例えば、石垣島での産科医不足により、八重山諸島では7月まで出産ができなくなる恐れがあるとか。離島の医師不足は深刻。子どもが大事にされる沖縄でこのニュースは衝撃的だろう。記事によれば、本土出身の妊婦は里帰り出産を、里帰り出産を希望する島出身の妊婦は帰ってこないことを呼びかけている。これも残念な話だが、今島にいる妊婦の方はもっと衝撃的だろう。。。

また、同じニュースを扱っていても、視点が違う。

例えば、1/25づけの琉球新報。一面記事は、野田総理の施政方針演説。消費税増税などが大きく取り上げられた本土の新聞とは異なり、こちらの見出しは
、「日米合意踏まえる」「普天間移設、推進強調」。

まあ、民主党政権成立以来、というか1996年のSACO合意以来だが、揺さぶられ続けているテーマなので当然といえば当然。

明るいニュースといえば、自然エネルギー関連のニュースが多かったこと。
原発がなく、化石燃料に依存する沖縄でも、自然エネルギー買い取りのための賦課金が来年度から増額されるなど、太陽光等の発電がじわじわと広がっているらしい。また、太陽光発電や太陽熱温水器を利用した老人ホームや電気自動車もいくつか出てきているようで、「太陽の島」「海に囲まれ風の豊かな島」の本領を発揮してくれることを期待したい。


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環境と観光、スローライフとエコツーリズムで人と地域を元気にする、「スローツーリズム・コーディネーター」。人、自然、地域との「つながり」を求めて、世界35カ国と日本全国、沖縄の殆どの有人島を旅する「風の人」。コーヒーとオリオンビールと村上春樹が好き、ヘビとおしゃべりな床屋がキライです。
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