2012年02月14日

またまたスルドイ東京新聞社説~普天間市長選

東京新聞は、ここのところ、普天間基地移設問題と、原発問題、六ヶ所村の再処理施設を扱う特集記事を載せていて、なかなか目が離せません。

今日の普天間市長選についての社説もなかなか読みごたえがありました。

普天間市長選では、一貫して米軍基地の県外・国外移設を求める革新系の伊波元市長が、900票差の僅差で、保守系の佐喜真元県議に敗れました。

これについて、社説では、
 「以前、辺野古への移設を容認していた佐喜真氏に対し、野田内閣はいずれ姿勢を柔軟化させるとの期待があるのかもしれない。・・・しかし、氏は県内移設反対を明言している。・・・野田内閣は、県内受け入れに転じるような沖縄の政治状況ではないことを直視しなければならない。」
と指摘しています。

そして、辺野古移設が最善の選択肢、と相変わらず表明する政府に対し、
「世界一危険とされる普天間について、国外・県外移設の検討を米側に提起すべきである。・・・沖縄県民の基地負担軽減に向けた民主党の無策ぶりは目に余る。(鳩山元首相が最低でも県外移設を掲げて挫折した影響なのだろうが、)政権政党が基地負担軽減への道筋を示そうとしないのは責任放棄に他ならない。」
と断じています。

確かに、政府は、嘉手納以南の5施設を変換することで、「負担軽減」と誇示し、代わりに辺野古への移設を受け入れさせたいのだろうが、これでは、沖縄の負担軽減を餌に、日本政府の財源で沖縄に新基地を作ってほしいというアメリカの要望を優先させているにすぎませんね。。。


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環境と観光、スローライフとエコツーリズムで人と地域を元気にする、「スローツーリズム・コーディネーター」。人、自然、地域との「つながり」を求めて、世界35カ国と日本全国、沖縄の殆どの有人島を旅する「風の人」。コーヒーとオリオンビールと村上春樹が好き、ヘビとおしゃべりな床屋がキライです。
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