2008年06月10日

辺野古から高江へ

名護の東海岸、汀間集落にある「さらばんじ」の大盛のゴーヤーチャンプルーでお腹を満たした後は、東村の高江でヘリパッド建設阻止のための座り込みをしている4つの現場を訪れる。

座り込みの現場には、簡単なテントがあり、1~3人が座って本を読んだりしている。いずれの現場とも、その奥にオスプレイという墜落事故の多い大型戦闘ヘリが離着陸できる着陸帯を作ろうとしている場所があり、そこに至る道に工事関係者が簡単には入れないように、また周辺の動植物に一切の影響を及ぼさないという防衛局の言い分を監視するために、座り込みを続けている。
辺野古から高江へ

県道に面する現場もあれば、かなり奥まったところで周りは一面の緑、というところもある。3-6月の鳥の繁殖期は建設行動を自粛するらしいので、測量調査を除いて大きな動きが無いとはいえ、山の中のテントで一人で過ごすのは、何かの際に相手が大人数で来たときは不安であろう。

来年5月までに6箇所のヘリパッド建設という計画があるので、7月になれば建設側の動きも進み、昨年のような小競り合いもあるだろう。鳥の声がそこら中から聞こえ、イジュの花が咲き誇るのどかな山の中で、そんな手荒なことが起きるなんて。。。 

ヘリパッド建設予定地に至る道は7箇所もあるので、すべての箇所に座り込んで圧力をかけるには、かなりの人手がいる。沖縄の自然や、それに基づく文化に強く惹かれる者として、自分にできることを何とかしたい。
すぐには動けないが、この現状を少しでも多くの人に知って欲しい。
辺野古から高江へ


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環境と観光、スローライフとエコツーリズムで人と地域を元気にする、「スローツーリズム・コーディネーター」。人、自然、地域との「つながり」を求めて、世界35カ国と日本全国、沖縄の殆どの有人島を旅する「風の人」。コーヒーとオリオンビールと村上春樹が好き、ヘビとおしゃべりな床屋がキライです。
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